【19】12系団臨によせて。
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JR西日本に5両残った12系客車。
未だ国鉄の残り香を感じさせる古風な車両で、急行として活躍、のち定期運用から降りて以降も数々の臨時・団体列車に用いられてきました。
近年は「SL北びわこ」号の客車としてもおなじみでしたが同列車も諸般の事情で運行を終了。
その後は訓練運転に従事するばかりでしたが今夏ついに中間車オハ12が引退、残る緩急車スハフ2両はどうなるのでしょうか。
夏の夕刻、東海道本線岸辺駅をEF65PF型に牽引されて西下する12系6両編成の団体列車です。
発電用エンジンが稼働していることから訓練運転ではなかったはずですが当時PF+12系という組み合わせは大変地味で、撮影者は自分一人のみだったと記憶しています。
今日まで残存した車両たちかどうかは不明ですが、宮原にはオハ12 345なる続き番号の車両が所属していたこともありました。
時代は下り、ブルートレインカラーの客車も珍しくなりKATOからそのものずばりの宮原運転所所属車が特定番号で模型化されるとは思いもよりませんでした。
撮影当時は画面左に写りこんだ221系快速が邪魔で仕方なかったのですが、それも東海道・山陽本線から撤退した今となってはご愛嬌ですね。
DATA:ASA400,70~210mm,1/500,F=5.6
Albums: 鉄道のアルバム<想い出編>
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