護念山證誠寺 狸塚
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撮影場所:護念山證誠寺(千葉県木更津市富士見2丁目9番30号)
撮影日時:2016年(平成28年)8月11日(木・祝)午後5時42分頃
撮影地の天気:晴
使用カメラ:Sony Cyber-shot DSC-HX60V
その他:このお寺は、鎌倉時代に浄土宗の開祖法然(美作国久米(現在の岡山県久米郡久米南町)出身)の弟子である親鸞(法界寺、日野誕生院付近(京都府京都市伏見区日野西大道町)出身)が開設した浄土真宗の1派かつ、真宗十派の1つに位置付けられている浄土真宗本願寺派(本山は京都府京都市下京区堀川通花屋町下ル門前町60番地に位置する龍谷山本願寺(西本願寺))に属し、狸囃子で有名なお寺である。これは狸塚で、證誠寺の狸伝説のの結末で腹を破って死んでしまった大狸の供養のために作られたという。ちなみに「まんが日本昔ばなし」に出てくる狸の親分は死なず、和尚に破れた部分に薬を塗られ「どうじゃな、具合は?」と聞かれ「和尚のおかげで、もう治ったよ」と答え、「さあ、続きやろう、それっ、あいたたた…」と腹鼓を再開すると痛みが出て「次の満月の夜まで辛抱しなさい」と和尚に言われてその日は腹鼓を見合わせ、次の満月の夜には、親分の破れたお腹は治り、腹鼓を再開することができたという。
【まんが日本昔ばなし しょじょ寺の狸ばやしのあらすじ】
山奥にあるしょじょ寺(證誠寺のパロディ)は、山のたぬきが化けて脅かすので、なかなか和尚が居着かなかった。
新しくやってきた高僧も、弟子と一緒に「ナンマイダー(南無阿弥陀仏=6字名号)」と唱えている最中に一つ目小僧やろくろ首に化けた狸に驚かされて「助けてくれ〜」と叫んで逃げ出してしまった。次にやってきた豪傑和尚は、怖がりこそしなかったか、腹鼓をしてからかう狸を追い回しているうちに大けがをしてしまい出ていった。
次にみすぼらしい姿の和尚さんがやってきた。この和尚は狸の化けたおばけにも驚かず、たぬきの腹鼓を聞いても自分も一緒になってお腹を叩き出す始末。しかしこの和尚さん、あんまりお腹を叩きすぎたため倒れてしまう。翌日から和尚さんは腹鼓を練習しはじめた。
ある満月の夜、狸が寺に集まってきて和尚さんと腹鼓合戦を始めた。和尚さんの腹鼓が良い音をだすので、狸の親分も負けじと頑張るが、たたきすぎてお腹が破裂してしまった。心配した和尚さんは狸の腹に薬をぬって介抱してやった。
その後も狸と和尚さんは腹鼓合戦をつづけているうちにすっかり仲が良くなり、満月の夜に集まっては腹鼓を打っているという。
[https://www.google.co.jp/maps/@35.379715,139.921293,18z]
Albums: 建物写真館
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