シュンラン(春蘭) ラン科
シュンラン(春蘭)ラン科
別称:「ジジババ、爺々婆々」「ホクロ、黒子」、ハクリバーサ、ズンドババ、
此方では、ジンジーバンバー、ハックリバーサンなど・・
意味:上の方に、おばあさんが 頭にかぶる”ほっかむり”、 下の方に、おじいさんの
白いひげ、爺々婆々とは花の花弁の赤い所を顔のシミや「ホクロ、黒子」に見立てたり・・
蕊柱を男性器に、唇弁を女性器にみたて・・早春に咲き爺々婆々とは一つの花に男女両方が備わり縁起がよいこと・・
※江戸中期の「物類称呼」に「畿内でホクリ、播磨でホクロ、四国でエクリ、東国でハクリ」とあり、一説として、アカギレ治療薬として利用されるサイハイラン(方言ハクリ)の名に由来するとある。サイハイランは、花の時期に根茎を採取しよく煮て柔らかくし、十分に練って乾し固め、その表面を削って粉としたものに水を加え、これをヒビ、アカギレの患部に塗った。シュンランは地下茎を粉末にし、これを飯粒に混ぜて練り合わせたり、あるいは焼いたりしたものを、布に包み絞って出た粘液をヒビやアカギレに塗布した。このように、ヒビ・アカギレの特効薬としての用途や用法が両者共通している上、花をつけたサイハイランに比べると、シュンランの方が個体数がはるかに多く手に入りやすいところから、いつしか、シュンランがヒビ・アカギレの民間薬としてのお株を奪い、それにつれて、サイハイランの方言であるハクリがシュンランの方にも移り、やがて転じてホクロになったという。
花は食用に蕾を天ぷらや酢の物にしたり、
塩漬けにして白湯を注ぎ、
蘭茶としてめでたい席に用いられた。
シュンラン(春蘭)の花言葉は 『気品』『清純』『控えめな美』『飾らない心』
Albums: 富幕山
Tag: シュンラン
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